アメリカ海軍空母 CV-8 ホーネット B-25日本初空襲  1/700  タミヤWLシリーズ


空母「ホーネット」の初陣は「ドーリットル空襲」です。
この空襲で、日本側の被害は死者87名、重傷者151名、軽傷者311名以上、家屋全壊・全焼112棟(180戸)以上、半壊・半焼53棟(106戸)以上という被害を受けています。
また、潜水母艦「大鯨」から航空母艦へ改装中の「龍鳳」が爆撃により損傷しています。
その後、「ホーネット」はミッドウェー海戦に参加
太平洋に展開する米航空母艦は、珊瑚海海戦で「レキシントン」が、ミッドウェー海戦で「ヨークタウン」が沈没し、
さらに昭和17年8月に「エンタープライズ」と「サラトガ」が損傷、9月には「ワスプ」が「伊号第十九」潜水艦の雷撃により沈没し、行動可能なのは「ホーネット」のみになります。
米海軍機動部隊は復帰した「エンタープライズ」と「ホーネット」で編成され、昭和17年10月25日に帝国海軍の機動部隊を発見しますが一度見失います。
翌26日に再び帝国海軍の機動部隊を発見し、南太平洋海戦の火蓋が切られます。米海軍機動部隊は早朝より第1次攻撃隊を発艦させ、航空母艦「翔鶴」に450キロ爆弾4発を命中させ大破させる戦果を挙げます。
さらに、3次攻撃隊は一等巡洋艦「筑摩」に爆撃を行い損傷させます。
しかし、「ホーネット」は自軍の攻撃隊と入れ違うように襲来した帝国海軍機動部隊に発見されます。
この時一緒に行動していた「エンタープライズ」がスコールの中に逃げ込んだことから、「ホーネット」は集中攻撃を受けてしまいます。
帝国海軍の第1次攻撃隊により250キロ爆弾3発と魚雷2本、また艦上爆撃機と艦上攻撃機各1機の体当たりを受け、「ホーネット」は火災を発生するとともに機関が停止、11度傾斜して航行不能となります。
しかし、駆逐艦の支援により消火に成功、「ホーネット」を救うべく重巡洋艦「ノーザンプトン」によりが曳航が試みられます。
曳航用のワイヤーが切れたことからやり直しをしている最中に、帝国海軍の第2次攻撃隊が来襲、魚雷1本が命中します。
さらに帝国海軍の第3次攻撃隊により爆弾3発が命中し再度火災が発生し傾斜も増大したことから、米海軍は「ホーネット」の放棄を決定、
米駆逐艦2隻により魚雷9本を命中させます。それでも「ホーネット」は沈まないため、5インチ砲弾430発を打ち込みますが、それでも沈みません。
そうしているうちに日本艦隊が接近してきたため、米駆逐艦は「ホーネット」を残して退避します。
前進中の帝国海軍第三艦隊は、連合艦隊参謀長の宇垣少将からの「ホーネット」拿捕・曳航の要請により、駆逐艦「秋雲」と「巻雲」が拿捕に向かい炎上し漂流中の「ホーネット」を発見します。
2隻の駆逐艦は、「ホーネット」に近づき拿捕・曳航を試みますが、排水量に差がありすぎ火災が広範囲に広がっていたことから断念し、魚雷で処分することとなります。
「秋雲」「巻雲」から発射された魚雷3本が命中し、「ホーネット」は10月27日午前1時35分サンタクルーズ諸島沖で沈没します。


基準排水量:19,900トン、満載排水量:29,100トン、全長:252.2m、最大幅:34.8m、吃水:6.6m、
機関:パーソンズ式ギヤードタービン機関×4、推進軸:4軸、主缶:パブコック&ウィルコックス式重油専焼水管缶×9
出力:120,000馬力、速力:33ノット、乗員数:(戦時)2,919名
兵装:12.7cm38口径単装両用砲×8、28mm4連装機銃×4、12.7mm単装機銃×24、搭載機:85〜90機

※出典:世界の艦船「第2次大戦のアメリカ軍艦」増刊第128集、No.829、2016年1月、海人社、P42

こちらのホームページから引用しました…こちらと、こちらの作例(ピットロード)も参考になります…

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2020.10.26…製作を開始します WLなので、海面の展示台を製作します

 

船体を固定するために、展示台に1ミリの真鍮線を2か所刺しました

 

艦橋を組み立てます

 

 

10.28…この状態にランナーを切断して、パーティングラインを整形します

 

艦橋を組み立てています

 

艦橋を組み立てました

 

船体横のシャッターは、すべて閉じた状態にします

 

飛行甲板のスポンソン?を取り付けました

 

船体を組み立てました ボートなども接着固定しました

 

10.29…飛行甲板と船体を接着しました クリップで押さえて密着させます

 

10.29…ランナーに付けた状態で、高角砲を組み立てました

 

船底と、陰になる部分を黒く塗装しました

 

11.3…機銃を、伸ばしランナーを切断して取り付けました

 

11.4…裏側で陰になる部分をメインに黒く塗装しました

ついでに名札の表側を黒く塗装して、表面をやすりで削り落とします

 

名札を仕上げました このあと半つや消しのクリヤーを塗装します

 

日の当たる部分に軽く白色を吹き付けました

 

甲板を塗装して、マスキングします

 

11.5…船体を塗装しました

 

マスキングを剥がしたら…染み込みもなく、きれいに塗装できました

 

11.6…組立説明書を参考に、迷彩塗装をします(反対側が描いてないので困りますが…)

 

本物の写真です

 

迷彩塗装をしました

 

11.7…飛行甲板をマスキングして、白い線を2本描きます

 

さらに周囲をマスキングして、エアブラシで塗装をしました 

 

艦載機のB-25 16機 を整形しています

 

11.21…どうやって塗装しようか考えましたが、胴体下に0.8ミリの穴をあけて、ツマヨウジを刺して塗装します

 

サーフェイサーを塗装しました

 

上面色のオリーブドラブを塗装しました

 

下面色を塗装しました

 

上面色のオリーブドラブで、塗装を修正しました

 

AIRFIXの説明書を参考に塗装しました

 

11.23…デカール色が変ですが(もっと紺色なのですが…)このまま使用しました

 

プロペラを回した状態にしたいので、クリヤーランナーの輪切りを接着しようと思います

 

この作業を16機分するのは厳しいので…

11.24…書類に穴をあけるパンチで0.5mmのプラ板を切断しました

押して切断した時にかなり曲がるので、手で曲げて伸ばします

 

11.25…320番の紙やすりの上で整形したあと、機体に接着しました

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全体にクリヤーと、半艶クリヤーを塗装しました

 

タミヤの組立説明書の通りに並べると発艦できそうにないので…

 

先に向かって左側を並べて接着したあと、右側を並べて接着します

 

11.25…完成しました

 

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